自動車保険の適用

万が一自動車事故が起こった際、損害額が数十万から数百万になってしまった際は保険で対応するのが良いのですが、損害が小さい場合は、逆に保険を使わずに対応をしたときの方が安くなる場合もあります。
まず、個人が加入する一般的な自動車保険は、ノンフリート契約と言われているタイプで、1等級から20等級の間で等級が割り当てられており、それぞれによって割引率が異なります。事故の際に保険を適用すると、ランクが3つ落ちてしまうため、どれぐらいの額で保険を適用するのか、どのぐらいのランクの時に保険を適用するのが良いのかを前もって考え、なるべく事故を起こさないようにしなければいけません。
保険に加入した際は、ランクは6等級からスタートします。この等級の時に5万円の損害額を出す事故を起こしてしまったと仮定しましょう。保険を使った際は翌年には等級が3等級になり、1年間、保険料が10%値上げする事となります。保険を使わない場合は、等級が7等級となり、保険料が23%の割引となります。結果としては、33%の割引差が発生する事になります。つまり、保険料が15万円だった場合、単純計算で4万9500円の保険料値上がりとなる訳です。この場合は、保険を使用した場合の方が5000円安くなる訳ですが、等級の事を考えた際は、大きな金額になってしまう時以外は、なるべく保険を適用しない方がいいと言えそうです。
しかし、火災、爆発、窓ガラス破損、盗難や落書き、飛来、落下物との衝撃は等級据え置き事故と呼ばれ、保険を適用した際も今年度とランクが変わる事はありません。また、無保険車傷害保険、搭乗者傷害保険、ファミリーバイク特約などはノーカウント事故となり、無事故と同じ扱いとなります。

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